エクアドル(Ecuador)について

ここでは、Christopher Vélez (クリストファー・ベレス/ヴェレス)の出身国である、エクアドルについて紹介します。

 エクアドル共和国(Republica de Ecuador)

エクアドルは南米の西海岸に位置し、赤道直下に広がる国です。その多様な国土には、アマゾンのジャングル、アンデスの高地、そして豊かな野生動物で知られるガラパゴス諸島が含まれています。国名のエクアドルはスペイン語で『赤道』を意味し、その名の通り、赤道が国土を横切っています。首都キト(Quito)は、世界で最初にユネスコ世界遺産に登録された街としても知られています。

主要な産業は外務省データによれば、鉱工業(特に石油)、農業(バナナ、カカオ、コーヒー)、水産業(エビ)が挙げられます。

日本との時差は14時間。エクアドルは約14時間遅れています。例えば、日本が昼の12時なら、エクアドルでは前日の夜の10時となります。

エクアドルの4つの地域

エクアドルは四つの異なる地域から成り立っており、それぞれが独自の魅力を持っています。

●コスタ(海岸地帯):美しいビーチと温暖な気候が広がる
●シエラ(山岳地帯):雄大な山々があり、アウトドア活動が楽しめる
●オリエンテ(熱帯雨林地帯):豊かな生態系とアマゾン川が特徴
●ガラパゴス諸島:ダーウィンによる進化論の発展に大きな影響を与えた場所として有名

エクアドルは生き物の楽園とも言われ、その豊かな自然は多くの生物相をサポートしています。

日本とエクアドルの関係

●外交関係:日本とエクアドルは、1918年8月26日に外交関係を樹立し、2018年に外交関係樹立100周年目を迎えています。

●野口英世博士:エクアドルと深い関わりのある日本人として、野口英世博士(1876-1928年)が挙げられます。日本の1000円札に印刷されている彼のポートレート、実はエクアドルで撮影された写真がもとになっているのだとか。野口英世は1918年に黄熱病研究のためエクアドル最大の港町・グアヤキルに出張。他の熱帯感染症を含め,現地で多くの人命を救う活動を行いました。そうした功績から、首都のキトとグアヤキルには「ノグチ・ヒデヨ通り」があり、彼の名を冠した小学校や記念切手もあります。

クリストファーの故郷:ロハ(Loja)

クリストファーはエクアドルの南部に位置するロハ(Loja)出身。美しい山々に囲まれた街で知られています。ロハは歴史、文化、自然が調和した魅力的な都市で、特に音楽や芸術が盛んで、エクアドルの音楽や芸術の発展にも寄与しています。また、スターバックス・コーヒーでは期間限定でロハ産のコーヒーを販売していたようです。

さいごに

恥ずかしながらエクアドルについては「クリスの出身国」という以外、ほとんど知りませんでした。今回、この記事を書くにあたりエクアドルについて調べるうちに、たくさんの魅力を知りました。いまでは行ってみたい国No.1です。近い将来、行けることを願って^^